
「柴犬を迎えることになった!」
そのうれしさと同時に、「何を準備すればいいんだろう」という不安が出てくる方は多いはずです。
銀太をうちに迎えたとき、わたしも同じでした。
ネットで調べながらなんとなく準備を進めたものの、いざ来てみると「これ足りなかった」「これは必要なかった」の連続。
正直、もっとちゃんと準備しておけばよかったと思うことが何度もありました。
子犬にとって新しい環境は、期待と同時に大きなストレスでもあります。
飼い主側がしっかり準備を整えておくことが、子犬にとっても飼い主にとっても「いいスタート」につながります。
この記事では、柴犬の子犬を迎える前にやっておくべき10のことを、グッズ・環境・心構えに分けてまとめました。
迎える前にこのリストを確認しておけば、後悔のないスタートが切れるはずです。
迎える前にやること【グッズ編】

① ケージ・サークルを用意する
子犬が安心して過ごせる「自分の場所」を作ることが最初のステップです。
ケージまたはサークルは、子犬の避難場所・寝床・トイレスペースを兼ねる重要なアイテムです。
選び方のポイント:
- サイズは成犬になったときのサイズを見越して選ぶ(柴犬のオスは体重8〜11kg程度)
- プラスチック製よりスチール製のほうが耐久性が高く長く使える
- 折りたたみできるタイプは掃除や移動に便利
ケージの中に毛布やペットシーツを敷いて、子犬が落ち着ける環境を整えておきましょう。
② トイレトレーを設置する
子犬のトイレトレーニングは、環境が整っているかどうかで成功率が大きく変わります。
トイレトレーとペットシーツは迎える前日までに設置しておくのがベストです。
設置のポイント:
- ケージの中とケージの外の2か所に用意すると安心
- トイレトレーはシーツがずれないタイプが子犬には使いやすい
- ペットシーツは厚手タイプが吸収力が高くおすすめ
③ 子犬用フードと食器を準備する
迎える前に、ブリーダーやペットショップに今与えているフードの種類を確認しておくことが大切です。
急にフードを変えると消化器に負担がかかり、下痢の原因になります。
準備するもの:
- 今与えているフードと同じもの(最低1〜2週間分)
- ステンレス製または陶器製の食器(プラスチックは衛生面で劣る)
- 水飲み器(ウォーターボトル型またはボウル型)
④ 首輪・リード・ハーネスを用意する
散歩デビューは生後3〜4か月ごろ(ワクチン接種後)が一般的ですが、それまでの間に首輪やハーネスに慣れさせておくと後が楽になります。
選び方のポイント:
- 子犬用サイズ(成長に合わせて調整できるタイプが◎)
- 首輪は指2本が入るくらいの余裕を持たせる
- 柴犬はハーネスより首輪の方が引っ張り防止に効果的な場合が多い
⑤ おもちゃ・噛むものを用意する
子犬は歯がかゆくて何でも噛みます。
専用のおもちゃを用意しておかないと、家具や電気コードを噛まれるリスクがあります。
おすすめのおもちゃ:
- 天然ゴム製のコング(中におやつを詰めると知育にもなる)
- ロープ系おもちゃ(引っ張り合いで満足感が得られる)
- 歯固め用のガム(消化に良い国産素材のもの)
迎える前にやること【環境編】
⑥ 危険なものを片付ける・コードを保護する
子犬は好奇心のかたまりです。
電気コード・観葉植物・薬・小さな小物など、噛んだり飲み込んだりすると危険なものは、届かない場所に移動させておきましょう。
特に注意するもの:
- 電気コード(感電・断線の危険)→コードカバーで保護
- 階段・段差(転落リスク)→ベビーゲートを設置
- 観葉植物(犬に有毒な植物が多い)→部屋から撤去
- ゴミ箱(誤飲の原因に)→フタ付きに変更
⑦ 寝床の場所と温度管理を整える

子犬は体温調節が苦手です。
特に夏・冬は室温管理が健康に直結します。
環境のポイント:
- 室温の目安:22〜26℃前後(子犬期は特に寒さに注意)
- 直射日光・エアコンの風が直接当たらない場所にケージを置く
- 床の冷えを防ぐためにケージ内にマットを敷く
- 夜鳴き対策として、最初の数日は飼い主の気配が感じられる場所に置くと落ち着きやすい
銀太を迎えた最初の夜、ケージから鳴き声が聞こえてきたときは胸が痛くなりました。
それでも、構いすぎないことが長い目で見ると子犬のためになります。
迎える前にやること【手続き・心構え編】
⑧ かかりつけの動物病院を探しておく
迎えてすぐに体調を崩すケースもあります。
「何かあってから探す」では遅いので、事前に近くの動物病院を調べておきましょう。
確認しておくポイント:
- 自宅から近く、通いやすい場所にあるか
- 夜間・救急対応ができる病院も把握しておく
- 口コミや雰囲気を事前にチェック
- ワクチン接種のスケジュールを確認しておく
できれば迎えてから1週間以内に「健康診断」として一度受診しておくのがおすすめです。
問題がなくても、かかりつけ医に顔を覚えてもらうことが大切です。
⑨ マイクロチップと登録の準備をする
2022年6月以降、ペットショップ・ブリーダーから迎える犬はマイクロチップ装着と登録が義務化されています。
すでに装着済みの場合は、所有者情報の変更手続きが必要です。
手続きの流れ:
- 迎え元にマイクロチップ装着の有無を確認
- 装着済みの場合→「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトで所有者変更
- 未装着の場合→動物病院で装着(費用の目安:3,000〜5,000円程度)
- 狂犬病予防接種と市区町村への登録も忘れずに
⑩ 家族全員でルールを決めておく
柴犬のしつけで最も重要なのは「家族の一貫性」です。
一人がOKにしていることを別の人がNGにすると、子犬が混乱してしつけが入りにくくなります。
迎える前に決めておくべきこと:
- ケージに入れる時間のルール
- テーブルの食べ物をあげない・あげるの統一
- 呼び名・コマンドの統一(「ダメ」「ノー」など)
- 家具に乗せるかどうかのルール
- 夜鳴きしても無視する・構うかのルール
銀太のときも最初は家族でルールがバラバラでした。
「おじいちゃんだけがこっそりあげる問題」は柴犬オーナーあるあるです(笑)。
まとめ|準備が整えば、あとは迎えるだけ

今回の10項目を整理します。
【グッズ編】
- ① ケージ・サークルを用意する
- ② トイレトレーを設置する
- ③ 子犬用フードと食器を準備する
- ④ 首輪・リード・ハーネスを用意する
- ⑤ おもちゃ・噛むものを用意する
【環境編】
- ⑥ 危険なものを片付ける・コードを保護する
- ⑦ 寝床の場所と温度管理を整える
【手続き・心構え編】
- ⑧ かかりつけの動物病院を探しておく
- ⑨ マイクロチップと登録の準備をする
- ⑩ 家族全員でルールを決めておく
完璧な準備は必要ありません。
ただ、「知っていれば防げたこと」を減らしておくだけで、最初の数週間がずいぶん楽になります。
柴犬との暮らしはときに大変なこともありますが、それ以上に得られるものが多い。
銀太がうちに来てくれた日のことを思い返すたびに、「迎えてよかった」と感じています。
準備を整えて、自信を持って愛犬を迎えてください。
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