
「柴犬を迎えたい。でも、どれくらいお金がかかるんだろう…?」
そんな不安を抱えて検索している、過去の私たち夫婦にそっと寄り添うような気持ちで、この記事を書きました。

わが家には、少しビビりで甘えん坊な柴犬 ”銀太(ぎんた)” がいます。
迎えた日のワクワクと、最初にかかった費用のドキドキ…。
思い返せば、「もっと早く知っておきたかった!」ということがたくさんありました。

この記事では、実際に私たちが経験してきたリアルな数字と、
【初期費用・毎月・年間・生涯費用】の本当のところをやさしくお伝えします。
「このくらい準備しておけば大丈夫なんだ」

そう思えるだけで、気持ちがふっとラクになりますよね。
大切な家族を迎える前に、心もお財布も安心できる準備を一緒に整えていきましょう。
柴犬 飼育費用の全体相場(わが家の現実も紹介)
まず、ざっくりとした結論です。
| 期間 | 目安費用 |
|---|---|
| 初期費用(迎えた日) | 約3万〜26万円+迎え入れ費 |
| 月額 | 約1万〜1.5万円 |
| 年間 | 約10万〜20万円 |
| 生涯(約13年) | 約150万〜260万円 |
わが家の場合は、銀太を迎えた初月にかかった費用は、合計およそ18万円でした。
当時の自分たちは「こんなにかかるんだね…!」とふたりで目を丸くしたのを覚えています。

でも、必要なものを知って準備すれば、無駄なく・安心して迎えられます。
柴犬 飼育費用の初期費用(迎え入れた日のこと)
銀太を迎えた日は、まるで家族が増えた特別な記念日でした。
うれしさで胸いっぱいになりながらも、ホームセンターでの買い出しで現実に戻り…(笑)
初期費用は、大きく2つあります。
✅ ① 生活に必要なグッズ(約2.3万〜6万円)
まずは、おうちで快適に過ごすための必需品。
| グッズ | 目安費用 |
|---|---|
| ケージ | 8,000〜20,000円 |
| トイレトレー・シーツ | 1,000〜3,000円 |
| 首輪・リード | 1,000〜3,000円 |
| 食器(フード・水) | 1,000〜3,000円 |
| ベッド | 2,000〜5,000円 |
| ケア用品(ブラシ・爪切りなど) | 3,000〜8,000円 |
私たちは最初、「見た目がかわいいから♪」と少し高めのベッドを買ってしまい、
数日で銀太にホリホリされ破壊されました。
夫婦で「次は丈夫さで選ぼう…」と学習しました。
✅ ② 予防・登録費用(約1万〜3万円)
忘れてはいけないのがこちら。
- 混合ワクチン
- 狂犬病予防注射
- マイクロチップ
- 犬の登録料
銀太も迎えたばかりの頃にまとめて必要でした。
初めて動物病院に行った時、先生に褒められて夫婦でうれしくなったのを覚えています。
柴犬 飼育費用の月額内訳(意外な出費も…)
毎月の費用は次の6つが中心です。
| 項目 | 月額目安 |
|---|---|
| フード | 3,500〜10,000円 |
| おやつ | 500〜1,500円 |
| トイレ用品 | 1,000〜3,000円 |
| ケア用品 | 500〜1,000円 |
| 医療(予防・通院平均) | 1,000円〜※変動あり |
| ペット保険 | 2,000〜3,000円 |
わが家の銀太は食いしん坊で、ついおやつが増えがち。
夫婦で「今日は何個までね!」と決めて、気をつけています。
柴犬は毛が短く、トリミングが基本不要。
トイプードルの友人から「月1万円はかかるよ~」と聞いて、柴犬の家計にやさしさを感じた瞬間でした。

柴犬 飼育費用の年間と生涯(銀太の将来を考えた日)
では、1年間と生涯でどれくらいかかるのでしょうか?
・年間費用=月額 × 12か月=約10万〜20万円
銀太が1歳を迎えた日に、夫婦で「これから何年一緒にいられるかな」と話しながら、
ふと生涯費用を計算してみました。
・生涯費用=約150万〜260万円

最初は「けっこうかかるね」と思いましたが、
13年分の思い出と比べたら、むしろ安いかもしれないねと、
ふたりで笑い合いました。
シニア期は通院が増えることもあるので、
積立を少しずつ始めています。
未来の銀太のための“銀貯金(ぎんちょきん)”と呼んでいます。
柴犬 飼育費用の保険と医療費(入っていて助かった話)

元気な銀太ですが、ある日、急に足をかばう歩き方をしたことがありました。
心配で動物病院へ行くと、検査やレントゲンで8,000円ほどかかりました。
もし続けて通院することになったら…と思うと不安に。
そんなとき、入っていたペット保険に救われました。

保険料は月2,000〜3,000円前後のものが多いですが、いざというときの安心感は大きいです。
- 急な病気やケガ
- 体質によっては皮ふトラブルやアレルギーが出る子も
銀太は軽い皮ふトラブルが出た時期があり、薬と診察で数千円かかったのですが、保険のおかげで家計への影響が少なく済みました。
柴犬 飼育費用の節約ポイント(無理なく、楽しく)
節約といっても、「ガマンする」ではなく
“無理なく続けられる工夫” が大事だと思っています。
わが家で実践しているのはこの4つ。
🌿 ① フードは安すぎないものにする
良いフードは結果的に病院代を減らすことに。
銀太の体質に合うものを選んでから、通院が減りました。
🛏️ ② グッズは“買い足し方式”に
最初から全部そろえるのではなく、最低限だけ買い、
必要になったら追加購入スタイルに。

ムダがありません。

💧 ③ ペットシーツと消耗品はまとめ買い
夫婦で試した結果、定期購入が一番ラクで節約にも◎

ネット通販の定期便は割引が多く、
持ち帰りの手間もなし。
🧡 ④ 健康チェックはこまめに

小さなサインで気づけば重症化を防げます。
銀太の体を撫でながら「今日も元気だね〜」が日課です。
✅ 1分で読めるまとめ(夫婦の実体験から)
最後に、サッと見返せるまとめです。保存用にどうぞ。
| 種類 | 目安 |
|---|---|
| 初期費用 | 約3万〜26万円+迎え入れ代 |
| 月額費用 | 約1万〜1.5万円 |
| 年間費用 | 約10万〜20万円 |
| 生涯費用 | 約150万〜260万円 |
柴犬はトリミングがほぼ不要なので、
他犬種より維持費が少し抑えられるのがうれしいポイント。
ペット保険(月2,000〜3,000円)や、
ムダを出さない買い物術で、
家計にもやさしい柴犬ライフが送れます。
🐾 最後にひとこと
銀太との暮らしは、出費以上に心を満たしてくれる時間の連続です。

夫婦でお散歩するとき、銀太がふり返って笑うような顔を見せてくれると、
「この子を迎えて本当によかったね」と話しています。
お金は大切。
でも、愛情と工夫で、幸せな柴犬ライフは叶います。
あなたと未来の家族にも、あたたかな時間が訪れますように。
